🫁 はじめに
深い呼吸をすると、ふわっと身体が温まる──
その中心で働いているのが「横隔膜(おうかくまく)」という大きな呼吸筋です。
横隔膜は、ただの“呼吸のための膜”ではありません。
姿勢、内臓の動き、代謝、自律神経のバランス……
わたしたちの身体の“根っこ”を支える、とても大切な存在なのです。
今回は、呼吸を深める鍵となる横隔膜について、わかりやすくお伝えします。
冷え・疲れ・メンタルの揺らぎに悩む方にも役立つ内容です。
🔍 横隔膜ってどこにあるの?

胸とお腹の境目に、ドーム状のテントのように広がる薄い筋肉。
吸う息で下がり、吐く息で上がる──これが横隔膜の基本の動きです。
実はこの“上下運動”こそが、あなたの呼吸の深さと巡りを左右します。
🔥 なぜ横隔膜が大事なの?
① 呼吸の深さを決めているから
横隔膜がしなやかに動くと、肺が大きく広がり、酸素をたっぷり取り込めます。
呼吸が深くなる
▷ 酸素が増える
▷ 細胞がエネルギー(ATP)をつくる
▷ 代謝熱が生まれて身体が温まる
まさに“天然の温活”です。
② 内臓のマッサージになるから
横隔膜が上下に動くたびに、肝臓・胃・腸などの内臓がやさしく揺れます。
・便秘の改善
・むくみ軽減
・お腹の張りの緩和
・腹部の血流アップ
お腹セラピー〈チネイザン〉 で整える“内臓の巡り” に、横隔膜は大きく関わっています。
③ 自律神経が整いやすくなるから
横隔膜を使った呼吸は、吐く息が自然に深く長くなります。
すると副交感神経が優位になり、身体がゆるみ、心が落ち着いていきます。
・緊張しやすい
・眠りが浅い
・いつも呼吸が浅い
・肩や首がガチガチ
こんな方は横隔膜がこわばっていることが多いのです。
🌬 1分でできる“横隔膜ほぐし呼吸”
1. 背骨を伸ばして座り、親指以外の4指を肋骨の1番下にセット
2. 息を吸ってお腹を膨らませ(腹式呼吸)、吐く時前屈みになりながら指をお腹に差し込む
ただゆっくり「吸う・吐く」を丁寧に繰り返すだけで、胸まわりやお腹の緊張がゆっくりほどけていきます。
◯ 1分でできる、心と身体のリセットです。
🌿 横隔膜をゆるめると起こる変化
・深い呼吸がラクになる
・手足の冷えが和らぐ
・胃腸の調子が整う
・肩こり・首こりが軽くなる
・リラックスしやすくなる
・疲れにくくなる
・姿勢が自然に美しくなる
横隔膜は、呼吸のための筋肉以上の働きを持っています。
“巡りの中心” といっても良いくらいです。
🕊 まとめ
深い呼吸をつくるのは、肺ではなく“横隔膜”。
この筋肉がしなやかに動くほど、身体も心も本来のリズムを取り戻します。
冷えを感じたとき、緊張したとき、疲れたとき。
まずは、みぞおちの奥がふわっと上下する感覚を思い出してみてください。
あなたの内側に“暖かさのスイッチ”が入ります。

