★最後にプレゼントあります。
ありがとうございます。
Esthetic Salon VISCUMは、おかげさまで1周年を迎えました。
年齢を重ねるほど増す美しさ
どなたにも訪れる肌の衰え。多くの方が悩み、迷い、この老化という事実に抗ったり諦めたりということを繰り返しているのではないでしょうか?
私がたくさんのお客様を施術してきて思うのは、年齢を重ねて内面が充実していくことで、若さによるキラキラした美しさではない深みのある「美」というのを感じます。人それぞれの人生の良いことも辛いと感じることも、奥行きのある美しさへと変化していくのです。
よく人柄は顔に出ると言いますが、今の自分の心が表情筋を変化させ、それが積み重なって未来のその人らしさを生み出すのだと考えます。
心に作用するエステ
様々なしがらみから解放されて、ただベッドに横たわってマッサージのリズムに身を委ねるというのは、まさに瞑想的で心の澱を流すのだと思います。触れられることにより気持ちが解けて、ふと涙が溢れた方を見たことがあります。心がまっさらになったということでしょう。
本当の美しさとは
痛みがあると顔は歪みますし、また嬉しくて笑った時は目尻にたくさんのシワを作ります。顔は心の状態を表現します。ですから心が解ければ、自然に表情は柔らかくなります。私はそれこそが人の本来の美しさだと考えます。美しくなることは皮膚という表面的な話だけではなく、その下の表情筋のしなやかさにかかっているのだと強く感じます。
繰り返しになりますが、本当の美しさを手に入れるには、人としての深みが増す時間も必要です。
気持ちに蓋をしないで
以前90代のお客様が通っていらっしゃいました。その方はとても魅力的で、心はいつもポジティブでしなやか、笑顔は柔らかく愛らしかったです。昭和１桁生まれなので、所作は本当に美しく恥じらいもあり私の人生の目標でした。コロナ禍でお付き合いは途絶えてしまいましたがとても印象的なお客様でした。
たとえ80歳でも90歳でも、もしかしたら最期を迎える時まで、美しくありたいと思うのは、人間の本能のような気がします。
エステをすることは贅沢だと感じる方もいるでしょう。ですが美しくなりたいという気持ちに蓋をせず、そう思うことをまっすぐに受け入れることで、もっともっと多くの方にご自身を好きになってほしいと思っています。
エステティシャンを超えて
私の仕事はエステティシャンです。みなさんが心地よくお休みになっている間に、その方の元々お持ちの美しさを引き出すのが役割です。私が向き合うのは、お客様の１つのシワであり、たるみや肌の明るさなどほんの表面的なことです。
でももしエステの間にお客様が心の重荷を下ろせたら、そんな大きなことでなくても施術中のほんのひとときに現実の生活を手放せる瞬間を持てたら、お客様の美しさは格段に上がるのだと思います。
未来につながるエステ
1周年を迎えて、今私が考えている美しさについてお話ししてみました。
次の１年、技術の向上はもちろん、皆様に寄り添うエステティシャンでいられるよう頑張ってまいります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
Esthetic Salon VISCUM 🌿
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